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Clumsiest Officeからお知らせ


ご報告

まず最初にClumsiest 10TH ANNIVERSARYに多数のご来場ありがとうございました。
たくさんの笑顔を見ることができて本当に幸せでした。
(これを書いているのはイベント前なのでわからないですがきっとそうなっていると思います。)
イベントが終わってすぐの発表となりますが皆様にご報告させていただきます。


今年の「Clumsiest 10TH ANNIVERSARY」の終了にてイベントClumsiestを休止することにしました。


こんな金ばっかり使って黒字にもならないし赤字を垂れ流すようなイベントをいつまでもやっている歳でもないし、しっかり結婚してサラリーマンやって・・・あとは孫がみたいとか落ち着けとか実家に帰る度に言われるし。

イベント優先の生活していたらできる彼女もきっとできないし一度きっぱりやめて彼女作ってライブハウスやバンドマンではなく彼女優先の生活をしてみようかと思いまして。


・・・とりあえず言ってはみたもののそんなことは全然思っていない訳でもないでもないでもないのですがそんな理由ではないです。

簡単に言うと自分のイベントをやる力に限界を感じてしまったんですよ。

このイベントをやるときに「自分にしかできないイベント」っていつも考えて、毎年「去年よりもいいイベントに」って考えていろんなことをやってきたわけですがそれがなかなかできなくなって気がしてきているのです。

ふとイベントが終わったときに「これ以上ってなんだろ?」って考えたら自分でもよくわからなくなってしまったんです。
いつも「楽しかった」といっぱい言ってもらえるのですがやるからにはどんどん良いものを作り出して成長していきたい。
でもこれ以上のクオリティを作り出していけるのか?って考えたんですよ。

単純に好きなバンドを集めてやるっていうのがClumsiestなんだけどそれだけじゃなくてイベントとして成長していくためにいろんなことをしていかないといけない。

でも、人間にはやっぱりあう器みたいなのがあってしっくはそんなでかいことができるような人間でもない。たくさんのスタッフを使ってやっていくとか性格的にできない。みんなが楽しんでくれればそれでいいし顔が見える範囲でやっていきたい。
そういふうに考えていくとこれが自分の限界なのかな?って感じてしまったんですよ。

全然うまく言えてなくて伝わったかわからないですが自分のそういう力の限界を感じてきてイベントについて、そして自分のこれからについても考えてそれで出した結論はこれで一旦休止してみようってことでした。

世間から見ればいつも100人ちょっとだし今年でも300人とかのイベントで何を言ってるんだって感じもあるんだと思いますが自分にとってはこのイベントがすべてでした。
だから、ボロボロになるまでずっと続けようってことも考えたのですが自分にはあわない気がしたんです。

別にこれで終わりとか言ってないし最後ではなく気が向いたらやろうと思ってはいるのですがいつなのかはわかりません。
来年・・・はないし5年後か10年後か。
そのときは自分もどうなっているんだろ?
ふと、「イベントをやりたい」って思ったときだと思います。
そんなときが来るのかも自分でもわからないのでまたやるというのも約束できません。
再開するときに今好きなバンドを懐かしいだけでイベントをやるのも失礼だと思いますし。

でも「Clumsiest」っていう看板はまだ下ろすつもりもありません。
ホームページもそのままだと思います。
あと、読んでいる人はわかる10年近く毎日続けた無駄に長い住所不定会社員の日記?・・・これはどうすっかな?
とりあえず気が済むまでは書くような気がします。


こうやって休止を決めたのはもう2年ぐらい前です。
だからって最近のイベントに力が入っていなかったわけでもないしこのLOFTが終着ってわけでもないです。
決めたのはLOFTでのイベントなんて考える前だし。

でもこうやって皆様にこれまでの感謝をしたいっていうのもあって今回の新宿LOFTでの入場無料のフリーライブという形をとらせていただきました。

今回、調子に乗って今年のイベントにLASTってつけようかと思ったけど「らしくない」し、それで同情みたいなのもいらない。最後までみんなで笑っていたいって思ったのでイベントが終わってからの発表とさせていただきました。

なので今日までデザイナーの小柳さん、今回イラストを書いてくれたabeshi氏以外に言っていません。
「来年はどうかなぁ?」とか言っていた皆様どうも申し訳ありません。
嘘つけないタイプで顔にでるのでバレていたかもですが。

一番伝えなきゃいけない出演のバンド様、特に昔からずっとお世話になっているFUNGUSメンバーには言うべきかと思っていたのですが誰かに言ったら絶対にステージで言われると思ったので誰にも伝えていません。
これが公開されている時間ぐらいの打ち上げの挨拶で言っていると思います。
隠していて申し訳ありません。
でも笑顔で終わりたかったんです。
(当日、自分が泣いていたらごめんなさい)

いろんな人に「またいっぱい金使って」とか「バカでしょ?」とか言われましたがいっぱいのお客様、バンド様がすんげぇ楽しんでくれるっていうのを見るという最高の幸せがありました。
そしていつも自分が一番楽しみました。
これはほとんどの人が体験できないことだと思います。
何にも代え難い最高の時間を手に入れられたと思っています。


これからはライブも・・・別にライブから引退?するわけではないので行きます。
今もそうのはずなのですが行きたいライブに行きます。
最近は「イベントのために」とかもあったような気がしますがそういうのは全部やめると思います。
自分が楽しめる場所に行くんだからさ。

相変わらず無駄にでかいガタイで暴れていると思います。
でも、まずこのまま東京にいるのかもよくわからないです。

イベントが終わって身軽になっていい機会だしこれからのしっくというか川端直樹の人生も含めていろいろを見つめ直してこれまでイベントがすべての生活からはちょっとずつ変わっていこうかと思っております。

あとはいーかげん彼女を作って彼女優先の生活にしたいと思います 笑。
一緒に笑いあえる人を見つけます。
そして今のライブハウスとかイベントとか以上に情熱を向けて大事にしたいと思います。
いつになるかはわかりませんが。

いろいろ書きましたがとりあえず元々自分のことをイベンターだと思ったこともないですが「ただの客」になろうと思います。
いつも思うのですが「客は自分が行けないライブがあってもライブは開催される。」のですよね。
それは自分が客だから当たり前のことなんだけどなんかそれがものすごく寂しくなるときもある。
それもおかしいんだけどとにかく客っていうのはそういう立場なんですよ。

でも自分はそれでいいと思っている。
スタッフとかそういうものにあこがれていたときもあったけどそういうのは今は全然ない。

バンドは客に向けてライブをする。
客はお金を払ってライブに行って自分なりの楽しみ方をする。
それが普通の光景。
ライブハウスは客とバンドの距離が近いのでそれを見失いそうになるけどそれが大事なんだと思います。

個人的に仲が良くて飲んだりすることもあるけどライブハウスにライブを観に行ったときは「ただの客」であって「One of Them」なんです。
特別扱いとかもされたくないしスタッフとかにはなりたくない。
ライブハウスではみんな平等だと思っているし。
ありがたいことにプロの客とかも言われたりもすることがあったりしますが自分は「ただの客」でいいんです。
だからこれからも最後まで「ただの客」という立場を全うしたいと思います。


この文章は半年前以上っていうか今年に入ってすぐぐらいから書き始めていろいろ思いを書いて推敲してを繰り返したのですが無駄に長くなっていますが思っていたことを全部書けたかわかりません。
文章も全然まとまってないだろうし。

書けているのかはわかりませんがとにかくとりあえず思いを全部書こうって思って書きました。
読み返すと別に読んでいる人にはどうでもいいことばっかりだな 笑。
自分を知っている人じゃないとよくわからない話題もいっぱいあるな。
むちゃくちゃな理論で関係ないことも書いているし。

いろいろ書いてきましたが一度「Clumsiest」というイベントは休止します。
また何年か経ってひょっこりどっかで「Clumsiest」って名前を見つけたら遊びに来てくださるのを期待しております。



最後に
Clumsiestに出演してくださったバンドさん。
こんなイベントで使わせていただいたライブハウス。
そしてライブハウスのスタッフの皆様。
いつもしっくの横暴に振り回されていたデザイナー小柳さん。
ずっと使ってきたClumsiestのロゴを書いてくれた寅★修。
今回イラストを書いていただいたabeshi氏。
暇だからって「有料」でホームページを作ってくれたFUNGUS JUNKIEゆたか。

他にもいっぱいいるのですがこれを書いたら終わらなくなってしまいますのでこれぐらいにしておきます。

そしていつも書くけど
Clumsiestに来てくださったお客様。
そして来れなくても応援してくださった皆様。
こういう方がいるのでしっくが頑張れたんです。

改めて考えてみると本当にいろんな人に支えられてイベントができました。
いろいろありがとうございます。



本当の最後に・・・ 唄まで作ってくれたFUNGUSの鎌坂さん、っていうかまこっさん。
これがなかったらここまで続けられなかったと思います。

いつもは恥ずかしくて言わないですがFUNGUSに「Clumsiest」って曲があって俺がモデルだってことが人生の何よりの自慢です。



さぁ結婚相談所でも言ってくるか 笑。

LAUGH OFF ALLTHINGS...

2014.9.13
Clumsiest Office
川端 直樹(しっく)

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